楽天キャッシュ送付機能特約

第1条(目的)

  • 本特約は、楽天キャッシュ【基本型】利用規約(以下「基本型規約」といいます。)又は楽天キャッシュ【プレミアム型】利用規約(以下「プレミアム型規約」といい、基本型規約と併せて、以下「原規約」といいます。)に同意して楽天キャッシュ【基本型】又は楽天キャッシュ【プレミアム型】(総称して、以下「楽天キャッシュ」といいます。)を利用する者が、楽天キャッシュを他の利用者に譲渡すること及び他の利用者から譲渡された楽天キャッシュを受け取ることができるサービス(以下「譲渡等サービス」といいます。)を利用する場合に遵守すべき事項を定めたものです。
  • 本特約で使用する用語は、本特約において特段の定めがない限り、原規約におけるものと同様の意味を有するものとします。
  • 基本型規約第1条第1項及びプレミアム型規約第1条第1項に定める「本サービス」には、譲渡等サービスを含むものとし、本特約に定めがない事項は、原規約で定めるところによるものとします。なお、原規約と本特約の内容が矛盾・抵触する場合には、本特約の内容が優先するものとします。

第2条(定義)

  • 「利用者」とは、原規約に同意して楽天キャッシュを利用する者をいいます。
  • 「基本型会員」とは、利用者のうち基本型規約に同意して楽天キャッシュ【基本型】を利用する者をいい、プレミアム型会員を含まないものとします。
  • 「プレミアム型会員」とは、利用者のうちプレミアム型規約に同意して楽天キャッシュ【プレミアム型】を利用する者をいいます。なお、プレミアム型会員は、基本型規約に同意することで、楽天キャッシュ【プレミアム型】と区別して楽天キャッシュ【基本型】を保有することができます。

第3条(利用開始手続)

  • 利用者は、当社所定のアプリケーションを使って譲渡等サービスを利用しようとする場合には、当社所定の方法により本人認証手続(以下かかる手続を「利用開始手続」といいます。)を行うものとします。
  • 利用者が利用開始手続を行った場合、利用者が当社所定のアプリケーションを使って譲渡等サービスを利用していることが、利用者が利用開始手続にて認証した電話番号をアドレス帳に登録している他の利用者(ただし、利用開始手続を完了している者に限ります。)に伝わります。利用者はこの点につきあらかじめ了承した上で利用開始手続を行うものとします。
  • 第1項の規定により利用者が利用開始手続を行った場合、当社は、利用者の端末のアドレス帳に登録された電話番号情報(以下「アドレス帳情報」といいます。)を取得します。当社は、取得したアドレス帳情報を、譲渡等サービスにおいて利用者が楽天キャッシュを譲渡する際の譲渡先を確認するため、及び不正利用防止のためのみに用いるものとし、利用者はあらかじめ当社によるアドレス帳情報の取得及び利用に同意するものとします。
  • 利用者が前項の規定によるアドレス帳情報の取得を希望しない場合には、利用者は、当社所定の方法により手続を行ってください。利用者が当該手続を行わなかった場合において利用者がこれにより何らかの損害を受け、又は紛争若しくはトラブルが生じても、当社はこれらに対して責任を負いません。なお、利用者が当該手続を行った場合、譲渡等サービスの一部機能について利用できなくなります。

第4条(楽天キャッシュ【基本型】の譲渡)

  • 基本型会員及びプレミアム型会員は、他の利用者に対して楽天キャッシュ【基本型】を譲渡することができます。譲渡の方法は、アドレス帳情報を利用して譲渡する方法、譲渡用URLを譲渡先に送付して譲渡する方法、その他当社が別途定める方法によるものとします。なお、アドレス帳情報を利用して楽天キャッシュ【基本型】を譲渡する場合、譲渡先の利用者は、利用開始手続を完了している者である必要があります。
  • 利用者が譲渡用URLを譲渡先に送付して楽天キャッシュ【基本型】を譲渡する場合、譲渡先の他の利用者が楽天キャッシュ【基本型】の受取の手続を完了するまでの間に限り、利用者自身で送付した譲渡用URLから受取の手続を行うことにより、楽天キャッシュ【基本型】の譲渡を取り消すことができます。
  • 前項に規定する場合を除き、楽天キャッシュ【基本型】の譲渡は、取り消すことができません。基本型会員及びプレミアム型会員は、譲渡する際に、入力した項目が正しいかどうか、楽天キャッシュ【基本型】の譲渡先のアドレス帳情報が正しいかどうか、譲渡先のアドレス帳情報が最新のものかどうか及び譲渡用URLの譲渡先の情報が正しいかどうかについて、あらかじめ十分に確認の上、譲渡を行ってください。基本型会員及びプレミアム会員がこれら正確性・最新性の確認を怠ったことにより受けた損害、及びこれにより生じた紛争その他トラブルにつき、当社は責任を負いません。
  • 第1項による楽天キャッシュ【基本型】の譲渡の上限額は、別表第1項記載のとおりとします。
  • 基本型会員及びプレミアム型会員は、他のプレミアム型会員に対して楽天キャッシュ【基本型】を楽天キャッシュ【プレミアム型】として譲渡することはできません。なお、基本型会員及びプレミアム型会員は、楽天キャッシュ【基本型】としては、前各項に従って他のプレミアム型会員に対して譲渡することができます。

第5条(楽天キャッシュ【プレミアム型】の譲渡)

  • プレミアム型会員は、他の利用者に対して楽天キャッシュ【プレミアム型】を譲渡することができます。譲渡の方法は、アドレス帳情報を利用して譲渡する方法、譲渡用URLを譲渡先に送付して譲渡する方法、その他当社が別途定める方法によるものとします。なお、アドレス帳情報を利用して楽天キャッシュ【プレミアム型】を譲渡する場合、譲渡先の利用者は、利用開始手続を完了している者である必要があります。
  • 利用者が譲渡用URLを譲渡先に送付して楽天キャッシュ【プレミアム型】を譲渡する場合、送付先の他の利用者が楽天キャッシュ【プレミアム型】の受取の手続を完了するまでの間に限り、利用者自身で送付した譲渡用URLから受取の手続を行うことにより、楽天キャッシュ【プレミアム型】の譲渡を取り消すことができます。
  • 前項に規定する場合を除き、楽天キャッシュ【プレミアム型】の譲渡は、取り消すことができません。プレミアム型会員は、譲渡する際に、入力した項目が正しいかどうか、楽天キャッシュ【プレミアム型】の譲渡先のアドレス帳情報が正しいかどうか、譲渡先のアドレス帳情報が最新のものかどうか及び譲渡用URLの譲渡先の情報が正しいかどうかについて、あらかじめ十分に確認の上、譲渡を行ってください。プレミアム型会員がこれら正確性・最新性の確認を怠ったことにより受けた損害、及びこれにより生じた紛争その他トラブルにつき、当社は責任を負いません。
  • 前項による楽天キャッシュ【プレミアム型】の譲渡の上限額は、別表第1項記載のとおりとします。
  • プレミアム型会員が他の基本型会員に対して楽天キャッシュ【プレミアム型】を譲渡した場合、楽天キャッシュ【プレミアム型】の当該譲渡相当額が、譲渡先の基本型会員が有する楽天キャッシュ【基本型】に即時にチャージされ、残高として記録されるものとします。なお、本項による楽天キャッシュ【基本型】のチャージ額は、基本型規約第3条第3項に規定する上限額の計算に含まれません。

第6条(楽天キャッシュの受取)

  • 前二条の規定により譲渡用URLを譲渡先に送付して譲渡する方法で楽天キャッシュが譲渡された場合、譲渡先の利用者は、当社所定の方法により受取の手続を行うものとします。
  • 利用者が別表第2項記載の期間中に前項の受取の手続を行わなかった場合には、前二条の規定による楽天キャッシュの譲渡はなかったものとみなされ、譲渡人の楽天キャッシュの残高に当該譲渡額に相当する額が記録されるものとします。

第7条(禁止行為等)

  • 利用者は、基本型規約第6条及びプレミアム型規約第6条に定めるもののほか、次の各号に掲げる行為をしてはならないものとします。
    • 譲渡等サービスを違法又は公序良俗に反する目的で利用する行為
    • 譲渡等サービスを用いた楽天キャッシュの売買行為又は当該売買を勧誘その他誘引する行為
    • 前号のほか、譲渡等サービスを営利の目的で利用する行為
    • 譲渡等サービスに係るシステムを損壊、解析又は複製等する行為
    • 他人の楽天IDを用いて譲渡等サービスを含む本サービスを利用する行為
    • 譲渡等の金額や頻度等に照らして不適切な取引と認められる行為
    • その他譲渡等サービスの利用方法として合理的に不適切であると認められる行為
  • 利用者が前項に違反した場合、当社は基本型規約第7条第1項第1号又はプレミアム型規約第7条第1項第1号に基づき利用者による譲渡等サービスを含む本サービスの利用を停止し、又は利用者の会員としての地位を取り消すことができることを、利用者は了承するものとします。

別表

  • 本特約第4条第4項及び第5条第4項にいう「上限額」は、以下のとおりとする。
      1ヶ月間の楽天キャッシュの累計譲渡上限額 1回の楽天キャッシュの譲渡上限額
    【基本型】及び【プレミアム型】の合計値 100万円 10万円
  • 本特約第6条第2項にいう「期間」は、楽天キャッシュを譲渡した日から起算して3日間とする。

2021年7月29日改定

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